UrBackupで構築するPCバックアップ環境


はじめに

Windows11 でバックアップを取るときに, ファイル履歴やバックアップと復元などがあるがどれも使いにくいです. 探してみると年契約のサブスクなどはあっても無料でいい感じのものがあまり見浸からず…そんなときにフリーで使えるツールがあったので紹介します.

UrBackup

UrBackup はオープンソースのバックアップツールで基本WebGUIで操作します. クライアントは Windows, Linux, macOS に対応しています. 下の画像のようにトップページから状況を確認できます.

UrBackup トップページ

インストール

Download からサーバーとクライアントをダウンロードしてインストールします.

サーバー設定

OpenSUSE Build Service で使うOSに合わせてインストールします. インストール後, 起動して保存場所を設定しブラウザで http://localhost:55414 にアクセスします. (ベーシック認証をGUIで設定することもできます)

クライアント設定

クライアントを起動します. Server URL を urbackup://localhost:55414 に設定して接続します. バックアップ時にはアイコンが黄色になり, バックアップが完了すると白色になります.

使ってみる

バックアップしたデータが必要になったときは, Restore を使用するよりもZipファイルをダウンロードして解凍する方が良さそうです.

バックアップした容量などを確認することもできます.

バックアップの種類

・ Incremental file backup (ファイルの差分バックアップ)

・ Full file backup (ファイルのフルバックアップ)

・ Incremental image backup (イメージの差分バックアップ)

・ Full image backup (イメージのフルバックアップ)

時間や保存回数などの設定もできます.

まとめ

オープンソースのバックアップツール UrBackup を使ってみました. インストールも簡単で使いやすいです. 設定も運用も簡単なので, ぜひ試してみてください !

TOP